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4/8(月)〜4/9(火)にかけて、島根県は出雲市に出張をしました。

飛行機に乗る当日早朝に、まさかのギックリ腰をかますというトラブル(笑)

かろうじて動けたのですべり症かなあ。いやそんなんどっちだって構わないくらいの激痛の中、飛行機に乗りバスに揺られ、なんとか取材を1本終わらせました。

4/8は夕方にホテルにチェックインしたあと、大浴場で疲れを癒してそのまま就寝。翌日はなんとか痛みが取れているといいなという、淡い期待を寄せながらの休養でした。

そして翌日。

まあ、治ってません。普通に痛いけど、立ったり歩いたりは大丈夫そう。

ということで、出雲市駅からバスに乗り、今回の目的地、出雲大社へ行ってきました。

縁結びの神に最初に祈ったのは、健康でした

神の国、神話の国として知られる出雲の地。「だいこくさま」で慕われる大国主大神様と、彼と縁の深いいなばのしろうさぎのお話は、優しげでとても好きです。

このまま松の参道を歩くと、まだまだ満開の桜たちが出迎えてくれました。東京でできなかった花見がここでできるなんて、風流で素敵ですね。

拝殿・神楽殿それぞれに収められたしめ縄も見ることができました。特に神楽殿の大しめ縄は圧巻。近づくと重さ4.5tの重量感を、まざまざと感じられます。

ひとしきりめぐり終えて神門通りに向かうと、また美しい景観が広がります。

ここまでで1.5時間くらい外を出回っていたんですが、「これだけ歩けるなら、もう少し遠出もできるんじゃないか?」と欲がムクムク湧いてくるもの。

腰の痛みもなんとかなりそうだと脳内会議が結論し、そのまま海辺にある「稲佐の浜」まで歩くことにしました。

神迎の道を通り、稲佐の浜へ

出雲大社から稲佐の浜へ向かう道は、「神迎の道」という名称で呼ばれています。実際はキレイに舗装された一般道なんですが、旧暦10月にはここを全国各地の神様が通るというんだから、何か趣深いものを感じますね。

時間にして約15分。稲佐の浜へ到着すると、お目当のものが姿を見せてくれました。

国譲り・国引きの伝説を持つ稲佐の浜。そこにポツンと佇む弁天島。昔は沖に浮かぶ島で「沖の御前」と呼ばれていたそうですが、浜辺に立ってもなお、その存在感は健在ですね。

夕日に照らされる弁天島も趣があり素敵ですが、日中も岩肌をさらすその姿は、厳かの一言。雲間から偶然太陽がのぞいて、明るい陽の下で眺めることができました。

調子に乗って登った奉納山公園で得た幸運?

出雲への帰り道。空港行きバスまでまだ時間があるので、今度は神門通りで甘いものでも食べようかなと思ったら、地図になにやら面白い場所が。

「奉納山公園」

昭和30年に完成し、山頂にある展望台からは大社や稲佐の浜を一望できるとのことで。高いところは苦手だけどきっと眺望は美しいことだろうなと考え、無計画旅行の最終目的地として向かうことに。

お前、本当に腰は大丈夫か?と自分にツッコミをしながら、公園目指してプチ登山が始まりました。

…あれ?思ったより傾斜がひどいぞ(笑)

絶対帰りは怖くなるという確証を持ちながら、一歩一歩踏みしめていきます。ちなみにこの時、腰は全く問題ありませんでした。

途中、出雲阿国を顕彰した「阿国塔」を抜けて、さらに本格的な登りへ。ゼエゼエ言いながら着いた山頂は、やはり格別の景色でした。

せっかく登ったにも関わらず、ものの5分ともせずに下山。高いところからの眺めは好きだけど、高いところの景色は怖い…。

そのあとのびのび歩いて、神門通りへ。

最後に甘いもの、ぜんざいでも食べようかなと思ったら、一つ路地を外れたところに美味しそうなカフェが。

お店の名前は「okinogami blue cacao’s」。レトロな雰囲気が素敵やなあと思ったら、世界5カ国から輸入したカカオ豆を、店内でチョコレートにしているんだとか。

名前は忘れちゃったけど、カカオミルクのホットアイスとチョコを注文。甘めと聞いていたけどカカオの香りや苦味もあって、とても美味しかったです。

歩き疲れた体に染みる〜。

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